『HAPPY PARTY TRAIN TOUR』参加レポ(その2)

 ★2にちめ

 

 

 昨日の友人と、僕の故郷からライブに参戦するためやってきた友人二人を仲間に加えて、昨日と同じ時刻に現地入り。やはりこの日がファイナルだということもあり、昨日の人数のさらに上をいく人数が来場しており、会場内は熱気に包まれていた。しばらく会場を散策し、場所等の確認を行った後、「Aqours ウォーター」なるものが売られている場所へ友人たちと赴いた。

 

 ここで二つ驚愕したことがある。一つは「Aqours ウォーター」とは、実際にはただの冷やされていない常温ミネラルウォーターだったこと、そして、その「冷やされていない常温ミネラルウォーター」を購入するために、売り場の前に一時間待ちの行列ができていたこと。僕はあんぐりと口を開けたが、友人たちは平然と最後尾に向かっていき、最後尾の人がセルフで示すように、あらかじめ運営側から用意されていた看板を持ち、一時間の行列に何の躊躇もなく並んだ。これが愛だと思わずにはいられない。

 

 結局一時間待ってその水と、同じように売られていたパンを購入して、一旦列から解放されて別の場所へ。このライブの元となっているコンテンツである「ラブライブ! サンシャイン!!」の舞台である沼津市から、この会場まで走ってきたという、主要アニメキャラクターが印字されたタクシーが横一列に並べられている駐車場だった。僕らと同じように、そのタクシーを一目見ようと訪れたファンたちで、やはり駐車場もごった返していた……つまるところ、どこもかしこも人だらけだった。

 

 その場でしばらくタクシーを眺めたり、写真を撮ったりした後、ほんの少し離れたところで、先ほど一時間かけて購入した常温ミネラル……もとい、「Aqours ウォーター」とパンで昼食。その後、僕ら四人のうち、こちらに住んでいる友人ともう一人は、「別の友人に頼まれちまった★」とうそぶいて、何ともう一度あの行列に並びに走っていった……。ここでも愛を感じずにはいられなかった。

 

 残った僕ともう一人の友人は、しばらくあてもなく会場内をぶらついた後、ドーム入り口にて開場を待つこととし、その場に腰を下ろしてしばらく雑談。この時の友人というのが、その後よくTwitter内でも絡むようになる、地元の友人、hiroki(@natsunoyuutsuti)くん。ちなみに後の二人もTwitterで交流を持つようになる。

 

 しばらく待った後、予定通り開場。少し前に列に並びに行った友人から、「帰りは各自で集合な★」と言われていたので、僕とhirokiくんは先に入場した。昨日とは違い、今回はスタンド席だったため、値段は張るものの、きちんと椅子が用意されていて、居心地で言えば昨日の芝生席と比べると今回に軍配があがるようだった。当然、見晴らしも抜群だったので、コンサートの鑑賞という意味でも良席であった。

 

 

 やがて同じように待った後、ライブへ……。

 

 

 

 

 ウォーーーーーーーーー!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 非常に楽しかった。ファイナルだったので、感動的なシーンも見受けられたし、ライブ出演者の方々も非常に気合の入ったライブをされていた。もちろん昨日も素晴らしかったし、どちらがよかった、どちらが真に迫っていた、などと言えるようなライブではなかった事は断言できるが、やはり今回も最高だった。余談だが、僕はもともと「最高」という言葉を軽々しく使うことに抵抗を感じてしまっていたのだが、「その瞬間瞬間を最高と思えることが幸せな人生の定義の一つだな」、と近頃は考えるようになっていて、なので今回のライブも胸を張って「両日最高だった」と言うことにする。

 

 

 至極勝手な話だが、このような素晴らしいライブに呼んでくれた友人、そして出演者の方々に、この場でお礼を言いたい。楽しい時間をありがとうございました!!

 

 

 

 

 以上でライブレポは終了だが、後日譚的な形で、その後僕らがどのように過ごしたのかも、近日中に書くことにする。