新作前夜

 コーヒー好きの青切です。知らんがな。コーヒーに溺れてしまえ。

 

 本日はぼくの新作動画の公開前夜です。すでにniconicoには7月23日 20:00に指定して予約投稿をしてきました。それにしたってすごいねプレミアム会員って。予約、できんだもんね。私が好きなあの人もこの人も、プレミアム会員なら動画を予約、できんだもんね。目一杯の愛と、少しばかりの実弾(金金金)を込めてれば、ね。

 

 あな恐ろし……実弾の恐ろしさよ…………(何なんだ手前

 

 

 

 新作なんですけど、ぼくのTwitter(@aogiri_818)でもつぶやいた通り、自分なりにパンクを作ったつもりです。でもパンクが何なのかって言われるとちゃんと説明できないような人間が、ただ「パンク」だと言い張っているだけなので、本当に本物のパンクロックが好きな人からしたら全然違う可能性が濃厚です。

 

 ただ、作品自体は一生懸命作ったので、やっぱり視聴してくださると大変嬉しく思います。

 

 

 

 

  ところで最近ボカロ界隈では「王の帰還」が流行っているようで、最近聴き始めたために、ボカロ自体をそもそもよく知らないぼくでさえ名前はわかるようんわかるな人が続々と作品を投稿されていますよね。

 

 ぼくが高校生の頃に、ぼくと同じような立場で同じように投稿されていた人たちが、プロになった後に現在のぼくと同じ土壌に再び投稿しているっていうのは、ぼくがこんな風に自分の作品を投稿するようになった事実も含めて、なかなか奇妙で面白いものだな、と思ったりしてます。

 

 

 

 

 

 ぼくはボカロをそれこそ「メルト」から知ったクチです。高校生の頃に、音楽をやっていた親友がいて、その親友から「こんなのがあるぞ」と教えてもらいました。

 

 その後は自分が作り始めるまで真剣に聴くということはしなかったんですが、何だかんだでニコ動を開けばボカロカテゴリをちょくちょくチェックはしていました。その時その時だけなので、ボカロP様や作品の詳細については把握していませんでしたが……。

 

 親友に教えてもらうまで、ぼくは「ボカロ=アニメの副産物」だと思っていて、その上で「アニメ=恥ずかしいもの」とか昨今の偉大な日本文化を真っ向から全否定するような思考回路を持っていたので、ボカロを敬遠している節がありました。

 

 でも勧められるままに「メルト」を聴いて、三日後にはカラオケで大熱唱していました。すごくよかった。今でも気がつくと聴いていたりします。

 

 

 

 

 

 もうボカロが日本の音楽を語る上で、立派な音楽ジャンルの一つだ、と言っても誰も笑わないような今の現状は、個人的には正直すごくありがたいものがあります。

 

 ぼくは友達が一人もいなかったから、そもそもバンド結成が頭からダメだったし、またギターも全然弾けない(今もです…)から、無理やり弾き語りをするとシャレにならんくらいめっちゃ笑われていました。「ある程度でもいいから、ちゃんと形にしたら絶対にいい曲なのにな」などと一丁前に考えたりとかして、くすぶる思いを持ちつつ、誰に聴かせるあてもない曲を長いこと作っておりました。

 

 なので、方々で「落ち目」だとか言われつつも、DTMやボカロがちゃんと音楽ジャンルとして存在する今の状況は嬉しいことだなぁと思っています。まだ自分はしばらく、とても楽しい遊び場としてこのカテゴリにお世話になりそうなので、あわよくばこの状況が続けばいいな……、とも思っています。

 

 

 

 

 なんか図らずもいい感じにまとまったところで、「明日の新作、どうぞよろしくお願いします」と言い捨てて逃げるとします。新作、気に入っていただけたら、自分的にはマイリストとかもして欲しいかな、とは思いますが、全然聴き捨てでも構いません。コメントも大歓迎です。視聴していただいて、本当に感謝しています。

 

 

 ほなまた。